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[news] ベビーTシャツ

絵描きの中島良二氏といっしょに活動している『COMPUTER VERY MUCH』で、子ども用のTシャツをつくりました。ジャグリングしているピエロのイラストに、アイロンで接着できるカラフルなフェルトシールがセットになっています。お母さん(もちろんお父さんでも!)とお子さまがいっしょに、好きな所に貼付けて完成する仕組みです。カラーボールのようなフェルトはランダムに7色付いてきますが、全部貼らなくてもいいし、好きなように好きなだけ、オリジナルの1枚をつくってみて下さい。
Tシャツのサイズは90と110、赤ちゃん用のロンパース(サイズ=70)もあります。色は白とライトピンクの2種類。1セット3,200円です。
下記の店舗で販売中です(お店によって取扱いの内容が違う場合があります)。

>>GLADBERRY(尼崎・武庫之荘)
>>つばくろ雑貨店(神戸・三宮)
>>ocololiyo(ウェブショップ)

10/31, 2010 - news

posted by Satoshi Kondo

[diary] 秋休み、台湾にて

ひと月も前のことをアップするのも今さらな気もしたけれど、バタバタとした日々がぽっかりと一段落したので、忘れないうちに。
9月の半ばに家族で台湾に。私にとっては生まれて初めてのアジア旅行。10年ほど前に知って、その頃から一度は行ってみたかった日月潭という湖に行ってきた。台北から新幹線で約1時間、さらにバスに乗って、、、1時間強(だった気がするけれどひと月も経って忘れてしまった。)バネのようにゆやんゆよんと上下に揺れ続ける運転手のすぐ後ろに座って、原付用の車線がある高速道路や日本とは違う山のカタチを楽しみながらのちょっと長いバスの旅路。調べてみると自転車で湖の周囲をまわることもできるらしいのだが、1歳の娘が一緒ではやはり難しく、船やらバスやらであちらこちらを巡る。行ってみていい所だったら泊まればいいし、それほどでもなければ日帰りで台北まで戻る、というざっくりとした予定を組んで。
ちょうど旅行に行く前に読んだ『巨人ファン善人説 男性自身シリーズ』(山口瞳/新潮社)という昭和52年発行の古い本の中に、「贅沢な旅というのは、遠い所へ行ったり、グリーン車に乗ったり、有名ホテルへ泊ったり、高価なものを食べたりすることではない」とあって感化され、のんびりと「贅沢」をするつもりで出かけていったのだが、それにしても日月潭には刺激がなさ過ぎた。じゅうぶんに美しい場所ではあったけれど、10年かけて熟成された自分の想像を超えるほどのものでもなく、前日に滞在した台北の刺激が恋しくなって、結果、また新幹線に乗って日帰り。

台湾では、コンビニやスターバックスで売っているカードを買って簡単な設定をすると街のあちこちで無線LANが使えるようになるので、それを使ってiPhoneでtwitterをしていたら、いろんな方から台湾情報を教えていただいた。旅先でくらいそういうツールから離れてもいいんじゃないか、とは我ながら思ったけれど、ちょっと「情報」ということについて思うところがあったので、実験も兼ねて。おかげで素敵な本屋さんも知ることができたし、ガイドブックでは知り得ないおいしい食事にもありつけた。
台北の地下鉄では、娘とベビーカーとで乗るとほぼ100%の確率で席を譲ってくれたし、お年寄りに席を譲っている風景もよく見た。あちこちで日本語も通用するし、コンビニなんかに入った時に店員さんの、(「歓迎光臨」と言っているのだと想像できるのだけれど、)何と発音しているのかよく分からない「XXXXコンリ〜ン」という響きもとてもかわいくて好印象。

結局、あれが見たい、これも食べたい、故宮博物院は行かねばなるまい、とドタバタし続けて「贅沢」はできなかったけれど、実りの多い旅に。日本語でまだ「ありがとう」を言えなかった娘も「シエシエ」は言えるようになって、言葉のうまくない私たち夫婦と向こうの人たちとのコミュニケーションを大いに助けてくれた。

10/25, 2010 - diary

posted by Satoshi Kondo