ドーナツ専門店『floresta(フロレスタ)』の店頭掲示用ポスターです。

他の店頭掲示用ポスター

神戸芸術工科大学プロダクトデザイン学科のパンフレットです。高校生に向けて、学科の紹介をすることが主な目的となっており、オープンキャンパスや進学相談会などで配られているものです。
大学側からの要望として、プロダクトデザイン学科のビジョンと理想を明確に伝えると同時に、数多くのさまざまな他大学のパンフレットの中にあっても高校生の興味をひき、手にしてもらうためのインパクトと親しみやすさが優先的に求められました。結果、プロダクトデザイン学科の紹介をするパンフレット自体が「プロダクト」として機能することが、これら両方の要望を解決するための方法になると考え、パンフレット自体の造本と印刷にこだわることで、内容を分かりやすく伝えようと試みています。
表紙の外側に巻かれた大きさの違う一枚の紙は、パンフレット本紙とは違う質感のものを使用することでモノの存在感を強調しながら、書籍でいうところの「見返し」のように、本文に至るまでの期待感を持たせる効果を意識しています。また表紙をはじめ、各所にニスによる「目で見る質感」を配したことや、大きさの違う本文ページを挟み込むことで、無意識的にマテリアル（素材）を体感することができ、それらのモノ感が「情報の整理」に直結するように編集することで、「プロダクト」を意識する高校生がパンフレットの内容を把握する一助となるように設計しています。

画家・永原トミヒロ氏のポートフォリオサイトです。人影のない町並みに、長く延びた黒い影が特徴的な油彩平面作品を中心に、これまで制作された作品を新しいものから順番に時系列で並べています。
絵の世界観を損なわずに質の高さを自然と感じられるように、白場をいかしたタイポグラフィで構成しています。ギャラリーや画廊などで、実際に絵の前に立ち鑑賞する時の感覚をそのまま持ち込むべく、あえてサムネイルによる一覧表示を準備せずに、一つずつ見ていく仕組みになっています。

>>永原トミヒロ ｜ Tomihiro Nagahara

ドーナツ専門店『floresta(フロレスタ)』が毎年恒例で実施している「こんなドーナツあったらいいなコンテスト」のA2サイズの小さなポスターです。2011年は「誰かと食べたいしあわせドーナツ」がテーマでした。募集と結果を告知する2種類があり、前年の雰囲気を踏襲しながらもテーマに合わせて少しデザインが変わっています。

2010年版「こんなドーナツあったらいいなコンテスト」ポスター

>>フロレスタ 「こんなドーナツあったらいいなコンテスト」結果発表

東京・吉祥寺にあるフローズンヨーグルト専門店『ウッドベリーズ』のシンボルマークです。『心の緑に水を』という、「心の中の緑に水が注がれるような、生き生きとしていただける商品をお届けしたい」という理念のもと、自家製のヨーグルトを使ったフローズンヨーグルトを中心に、飲むヨーグルトやスコーン、せっけんなどを販売しているお店です。
防腐剤・保存料はもとより、加熱加工品もいっさい使用していないフローズンヨーグルトは、実際口にするとよく分かるのですが、素材のよさがそのままに生かされ、後味もとてもすっきりしています。逆に言うと、一口目のインパクトはありませんが、食べ進むにつれて、自然のままの味わいが体の中にしみ込んでいくような感覚は新鮮で、とても心地のいいものです。
シンボルマークは、『心の緑に水を』というお店の理念に、繊細でみずみずしい味わいの印象を重ね合わせました。ヨーグルトや果物など自然から受け取った恵みを、お客さまに届けていく様子を、上下方向を向いた2つのしずくのカタチに託しています。

>>生フローズンヨーグルト 吉祥寺 ウッドベリーズ